過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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616:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2011/08/01(月) 01:56:54.78 ID:3qc98QwTo
マミ「……さっきの話だけど、本当だからね」

マミ「魔法少女なんて、辞めてやる。そうして私は幸せを掴んで見せる」

それはマミさん自身に言い聞かせている言葉のように聞こえた。

マミ「みんな普通の学生に戻るの。普通に笑いあえる、そんな日常を取り戻すの。
ええ、絶対によ。もう嫌だもの、絶対に嫌だから……」

マミ「後ろ指を指されたって、臆病者だって言われたって構わない。もう一度、もう一度
……あれを、あんな日常を……だから!」

マミ「――あなたも一緒に来て!!」

……やっぱり、言わなきゃ。

私は躊躇していた。
しかし、やはりだめだと思った。言ったらすべて終わってしまうかもしれない。でも、言わなかったとしたら。

私は、この先ずっとマミさんを欺き続けることになる。
だましてウソついて……そしたら、また繰り返すだけ、だよね。私は2人に期待されている。
そして、あの子は、あの子なら……躊躇わずに言うんじゃないかな……。と、思う。

もう一人の自分に勇気をもらい。
そんな悪夢の宣告を課されてしまったことを呪いながら、
こんなことしか言うことのできない自分を最後まで恨みながら、私は、

まどか「無理、ぜんぶ無理なんです……」

私は、マミさんは。


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