過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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754:[saga]
2011/12/19(月) 03:24:02.91 ID:Ik77R3mgo
杏子「本当にあの子を殺す気があるんなら、なんであたしらが来るまでモタモタしてたよ?
どうせ口だけなんだろ? さては……愛しの鹿目まどかにフラれたか?」

適当にカマをかけてみるけど。
どうやらまともな話はできそうにないか。

ほむら「知ったような口きくんじゃないわよ!」

さやか「あんたさぁ、なんでそんなに焦ってんのよ? バカみたい」

さやかはにべもなく言った。
まぁ確かに、口に出しただけで一丁、覚悟が決まるわけでもなし。
すぐに変われるわけないんだ。それくらい、ほむらも分かってるはずだ。

ほむら「志筑仁美を潰さなきゃ、さやかを助けなきゃ、まどかに顔向けできないの」

ほむら「お願いだから、やらせて。あなたたちにとっても、悪いことにはならないから」

ふと、ほむらの声がクールダウンした。……でも、勘違いしちゃいけない。
冷静に真摯に、その瞳はより強く、狂気に燃えているのが、見て取れた。
こうなってしまうと、言うべき言葉ももはやない。

さやかを守るために、志筑仁美を潰す。そりゃ、全く考えたことがないと言えば、
あたしだって嘘をつくことになるけど、さ。

今までがどうであれ、今のほむらは、きっと優しい。
優しいから、自分のために他人を犠牲には出来ない、はず。

そこまで考えて。
ため息をひとつ、吐いて。

杏子「おい、あんた」


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