過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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785:[saga]
2012/01/21(土) 16:52:37.77 ID:ykRZJC9po

このマミさんを黙らせたい。
どうしてこんなにマミさんは笑っているの。誰に向かって笑っているつもりなの。

マミ「いい思い出ね」

まどか「だったら何で、ねえマミさん。あなたはどうして命を粗末にするの?」

マミ「……」

ああ、やっと黙った。それでいいの。
いや、よくない。何を考えているの私は。なんでこんな――。

まどか「楽しいんですよ? 私だってマミさんと話してると楽しい! それなのに、
マミさんは、昔のことばかり話すの。今のマミさんは楽しくないってことですか?」

まどか「生きてて……楽しくないんですか?」

マミさんは目を細めた。私は思わず腰を浮かせていた。
天国のような暖かい病室だった。真っ白で、何もなかった。
全てを言葉で塗りつぶすには、絶好の場所だった。だから私は吐き出した。

まどか「魔女とか魔法少女とか……。ごまかすのはもうやめて。死にたいなんて!
もうやめてください! 本当は死ぬのが怖いんじゃないですか!?」

表情が追いついたように、マミさんは眉を下げてうつむいた。
幸せの邪魔をされて、少し恨めしそうだった。私を見る目は不満げだった。

マミ「だって……」

マミ「もう無理なんだって、諦めろって……あなたがそう言ったんじゃない」

まどか「確かに、そうです。けど、そんなの絶対変だって……そう言ったのは」

まどか「マミさんでした。そ、それは……私もそう思います、思うんです
こんなの絶対おかしいですよ。それなのに、どうして諦めちゃうんですか?」


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