過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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[saga]
2012/02/26(日) 23:00:48.84 ID:yZ83ajeJo
なんで、なんで、そんな顔をするんだ?
志筑仁美は、自分の男を手に入れるためなら、親友すら欺くひどい女じゃなかったのか?
だいたい、今までのが演技だったとして、それに何の意味がある……?
仁美「――教えてください!! さやかさんは私の親友なんですのよ!!」
その瞬間、あたしは閃く。
――ハメられた、と。
そして0.1秒で後悔した。
その通りだとすれば、それは厄介なことに間違いなかった。
待て待て待て。
あたしの方が間違ってたって言うのか? 志筑仁美は、本当にさやかの親友なのか?
本当に何の悪気もなくて、今までの癇に障る態度はあたしから情報を得るための演技で、
それはさやかを心配してるからだって?
そんなの、受け入れられるもんか! 受け入れないぞ!
仁美「さやかさんやまどかさんが危険な目に遭っているというのなら――!!」
杏子「あ、あんたには、関係ないだろっ!」
こいつが正しくさやかの親友だったというのなら、あたしを唯一の手掛かりと思ったのだろうか、
身に纏っていたウソ、余裕と不遜は消え去り、仁美は必死に言葉を突き出してきた。
仁美「ありますわ。大ありです。だってそれは私! 私にこそ関係のあることですもの!
むしろ……ええ、そうですわ……関係ないのは、あなたではありませんの!?」
仁美「私たちのことが、あなたには分からないのでしょう?」
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