過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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924:[saga]
2012/04/04(水) 14:30:28.33 ID:+IlzdyW5o

――時間の止まった世界。
でも、止めたのは私ではない。

魔まどか「――ほむらちゃんは、足手まといなんかじゃないよ」

まどかが。まどかが起きあがってくる。
時間の止まった世界で、私とまどか、二人だけが動くことが出来る。

私だけの世界に、まどかが入ってきて……いや違う……ここは……そう……私たちの世界か……。

私のソウルジェムを粉々に潰してくれるはずだった魔女の拳は、数メートル手前で、ただの壁と化していた。
急に私は、積極的に、死にたくなってきた。止められると逆にやりたくなる、というのとは違うかもしれないけれど。
なので、思わず抗議するように声を漏らしていた。

ほむら「なんで、止めたの……」

魔まどか「――ほむらちゃん、死にたいの?」

まどかはダメージを感じさせない動きで問題なく立ちあがると、靴音も高くこちらに歩み寄ってくる。
ぴたりと私の前で静止した魔女の拳が、静寂の中で、奇妙なオブジェのように滞空していた。

魔まどか「でも……気付いてないのかもしれないけど、……死にたいのは、私の方なんだけどね?」

ほむら「……いいえ、私の方が!」

魔まどか「なに、いってるの」


魔まどか「――あなたが、死んで、どうするのッ!!」


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