過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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948:[saga]
2012/04/05(木) 14:40:27.45 ID:+Rg7gGZSo

使い魔「――がはっ!?」

次の瞬間、使い魔は椅子をなぎ倒しながら、壁に叩きつけられていた。
その身体に黄色のリボンが絡み、キュルキュルと滑りながら巻きついていた。

カチャ、と割れたガラスを踏む足音が聞こえた。
先のまどかの発砲で砕け散った窓の、緑色の枠を踏み越えて、声の主がやってくる。

まどか「――!!」

夕暮れの中から溶け出してきたような憂いを帯びた色調。
銃身のようにストレートに伸びた背筋、優雅な挙措に、丸みを帯びた雰囲気。
くるくると、穢れを寄せ付けない繊細極まりない黄金の巻き毛。

口が力強く開く。凛として響く。


「私の名前は巴マミ――」

「見滝原中学の3年生で―――」


「―――――――――魔法少女、よ」


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