14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/03/31(木) 13:51:28.90 ID:npxZm1D30
突然笑い始めた自称姉さんに、僕は怪訝な目を向ける。
身体をくの字に曲げて笑う様子を見ていると、なぜか僕まで噴出しそうになってしまう。
姉「いやさあ、だって……久しぶりの姉弟ケンカじゃないか!」
僕「久しぶりって……」
姉「しかもこんなつまらないことでだ?笑えるよほんとっ」
僕「……とりあえず包丁、返してください」
姉「だからできるってばー」
僕「いつまで経ってもご飯作れませんよ」
姉「はい」
渋々僕に包丁を返すも、自称姉さんはまだ笑っている。
一体何がそんなにおかしいのか、嬉しいのか。だけど家の中に自分以外の笑い声が響くのが新鮮で、僕も笑みを浮かべずにはいられなかった。
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