過去ログ - 僕「空から姉さんが降って来た」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/03/31(木) 14:49:35.24 ID:npxZm1D30
僕「もういいですからそれは。名前とか、どこの人なのかとか」

姉「名前なんて忘れちゃったよ、でもお前の姉なことは確かだ!」

僕「はあ……」

これ以上何を聞いても無駄だろう、きっと。
僕の姉と最後まで突き通すつもりなのかも知れない。それはそれでもういいと思い始めている僕もなんと順応性の高い男なのか。

僕「もう何でもいいですけど、とりあえず住む場所くらいはあるでしょ?」

姉「ない」

僕「ないってそんなきっぱり……」

姉「でも今日からここが私の住む場所だご馳走様!」

僕「あぁ、はいどうぞ……っていうか何言ってるんですか!」

姉「え?ご馳走様はだめなの?」

僕「そうじゃなくって!あなたがここに住むってどういうことなんです!」

姉「寂しそうな弟を放ってはおけないからね!知ってるよ、寂しくて夜な夜なアレをしてることだって!」

僕「なっ……!」

姉「アレでわかるのか」

僕「しまった」

姉「まあいい、とりあえず、これからは姉さんがいてやるから安心しろ。なんならアレに付き合ってやってもいいぞ」

僕「遠慮します!」

姉「まあそういうことだから私は一眠りしよう疲れたんだ」

僕「え、ちょ、えっ!」

こてっ。
そんな擬音語がつきそうな眠り方。机に突っ伏して眠る姿はあどけない少女そのもの。
いや、見惚れてる場合じゃない。僕はどうすればいいんだっ!?

姉「――と、まあ、こんな感じで僕と自称姉さんの生活は始まったわけだ」

えっ!?
結局そういう展開になっちゃうの!?

/空から姉さんが降って来た、プロローグ的な何か 終.



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