135:『究極生物編』:第15話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/02(土) 01:03:29.58 ID:9jL977Nd0
最初の邂逅の時は、運よく『気絶』して『逃げる』事が出来たが、
インデックスの手を握りしめる事で、かろうじて、
運悪く『現実』に意識を止める事が『出来てしまった』ディアボロは、
いよいよ、真っ正面から、自分の『過去』と、自分の『トラウマ』と、
向き合う事を余儀なくされた。
ディアボロ「 」
ディアボロ「(あ…………?あ…………?)」
何と言うか…思考が完全にクラッシュし、ホワイトアウトし、
声は途絶え、脳内の思考の上ですら、意味を為す言葉を吐けない…
ディアボロ「 」
僅かな間の思考の空白。
しかしそれもじきに終わりを告げ、次にやって来たのは―――
―――『うおおおおっこのコートはぜってー渡さねえーーーッ』
―――『健康な肝臓だわ。とてもいい色』
―――『ワンワンワンワンワンワン』
―――『あ!おいこら』
―――『うずくまって…おじちゃん、オナカ痛いの?』
―――『お前はこのディオにとっての…モンキーなんだよーーーーーッ!!』
―――『ドロボーーー! ただじゃあおきませンッ!』
―――『最高に『ハイッ!』てヤツだァァァァァーーーーーッ!!』
―――『必ず背中を見られるよ……ねっ!』
―――『血管針攻撃!!』
―――『いっしょに行こうよォ〜〜ッ』
―――『このド畜生がッ!!』
―――『オーノーだズラ! 波紋を流されちまったズラ!』
―――『―――――「吸血殺しの紅十字」!!』
―――かつて味わった数々の『死』の『幻影(ヴィジョン)』ッ!!
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