267:『究極生物編』：第15話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/04(月) 00:12:07.71 ID:8OJoVXiY0
上条「お姉さま…って御坂の事か？」
白井「はいですの。その…連絡が繋がらなくなっていまして」
白井「お姉さまの事ですから…まさかの事は無いとは思うのですが…その」
白井「心配でして…」
上条「うーん…白井には悪いけど」
上条「昨日の昼以来…御坂とは会って無いな」
白井「そうですの…お姉さま、いったいどちらに…」
白井の気落ちした様子に、上条は胸が痛むモノを感じて、
ふと、先程出会った、『御坂妹』の事を思い出し、
上条「そう言えば…さっき、御坂の妹に会ったんだけど」
上条「あの娘なら、何か知ってるんじゃないかな？」
上条のこの言葉に、白井は怪訝な表情を見せ、首を傾げ、
白井「お姉さまに……『妹』？」
白井「お姉さまは『一人っ子』の筈ですけど」
上条「……え？」
白井黒子は、『御坂美琴』の『露払い』にして『パートナー』の少女である。
御坂との関係は、自分などよりズーっと深い。その彼女が、『一人っ子』と言ったのである。
では、自分があそこで、あの時見た、『御坂妹』は？
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