504: 『挿話−4』:『学園都市』嵐警報!!――『空白』の4日間の話―― ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/06(水) 23:21:17.45 ID:haXJz1VM0
こんな調子で、『アイテム』は大丈夫なんだろうか。
重要な索敵要員たる滝壺も行方不明で、
リーダーの麦野は明らかに様子がおかしく、
それに連動してアナスイまでもが様子がおかしい。
まともなのは自分だけ。こんな状態で仕事になるのか…
フレンダ「(結局、転職を考えた方がイイって訳なのかなぁ〜〜)」
フレンダが『暗部』に居る理由は、
同じ『置き去り』で、たった一人の姉妹であり、
『表側』の学生であり、『無能力者』である『フレメア』を養う為である。
『暗部』の仕事と言う奴は中々に稼ぎが良く、
フレメアの養育費と生活費を出して、まだ娯楽につぎ込めるぐらいで、
特殊な『人脈』も作る事が出来、『置き去り』の少女が生きて行くには、
『死』と隣り合わせのリスクはでかくとも、中々にオイしい仕事なのである。
フレンダ「(あはは…世界の最先端の『学園都市』でも)」
フレンダ「(その最下層の住人は、第三世界の食い詰め傭兵とあんまり変わらないって訳よ)」
自分で言うのも何だが、自分は中々に有能な方であるという自負も有る。
場合によっては、『アイテム』を抜けて、他の『組織』に着くのも選択してはありなのだ。
フレンダ「(まぁ…麦野がいる以上…それも中々に出来ない訳なんだけど)」
フレンダ「(私は人一人養って行かなきゃならない訳だし…)」
フレンダ「(そうそう易々と死ぬわけにはいかないって訳よ)」
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