513: 『挿話−4』:『学園都市』嵐警報!!――『空白』の4日間の話―― ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/07(木) 00:00:04.25 ID:K9BdUv0n0
―――『8月18日』『午前』
―――『上条当麻/ディアボロ/インデックス』
インデックス「トウマぁ〜〜飼おうよぉ〜〜ねぇ」
インデックス「カメの中でこっそり飼えばバレないってばぁ」
インデックスがその胸に一匹の猫を抱きながら、困った顔の上条へと懇願していた。
インデックスの胸に抱かれている、白と黒の『ブリティシュショートヘアー』は、
理知的な印象すら相手に与える、異人の様な青い瞳で上条を見上げながら、
静かに、静かに、上条を見つめている。何処か、値踏みする様な視線で。
上条「うーーん。ウチは本当はペット禁止だしなぁ〜〜」
インデックス「もうカメ飼ってるんだから、その言い訳は無しなんだよ」
インデックス「ほら!この子、すっごく大人しいし、迷惑はかけないと思うんだよ」
上条「うーーん」
上条はもっと困った顔になって、ディアボロの方を見たが、ディアボロは黙って肩をすくめた。
こうなったインデックスは、中々諦めず、どこまでも喰い下がる事を知っているからである。
インデックスの腕の中の猫は、先日、『御坂妹』と遭遇した時に出会った、あの猫であった。
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