53:『究極生物編』:第15話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/01(金) 21:01:10.81 ID:agiwPdA90
>>20からの続きです
ディアボロ「――――ッッッ!?」
今度こそ、真の意味での『目覚め』を迎えたディアボロは、
全身を冷や汗まみれにしつつも、上体をガバッと起こして跳ね起きた。
両眼の瞳孔は散大し、焦点は揃わず、動悸は激しく、肩は激しく上下しているが、
それでも彼は確かに、現実に目を覚ましたのである。
今、彼が居るのは、最早、例の地獄の『遊園地』では無い。
―――『現実』へと帰還したのである。
そんな『王の帰還』を喜んで―――
インデックス「パァァァァァァパァァァァァァァァ!!!」
インデックス「パパがやっと起きたんだよぉぉぉぉぉーーーーーッ!!!」
ディアボロ「はうぁ!?」
傍らにずっと控えていたらしいインデックスが、ディアボロの胸元へと抱きついて来る。
両手をディアボロの背に回して、スリスリと、彼女は自身の頬をディアボロの胸元へと押し付けた。
インデックス「心配してたんだよ!」
インデックス「いきなり倒れちゃうし…目は覚まさないし」
インデックス「ずーーーっとうなされてるみたいだし…ほんとに…ほんとに…」
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イ / / | /,.ィ示斧ミ、 ,.ィ斧示ミx.| V ト、「 ` ヽ. |
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インデックス「心配したんだよ?」
と、嬉しさと不安がぐちゃぐちゃかつ不可分に混ざり合った、涙目の笑顔でディアボロを仰ぎ見る。
ディアボロは、そんなインデックスの様子に若干戸惑いながらも、
ディアボロ「あ……ああ」
ディアボロ「その…なんだ?」
ディアボロ「心配を…かけた」
と、インデックスの頭をワシワシと撫でた。
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