過去ログ - 上条「…ディアボロ?」13
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625:『挿話−4』:『学園都市』嵐警報!!――『空白』の4日間の話―― ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/08(金) 00:15:53.02 ID:Qvo0VUY40


―――『仕事』のある『カモッラ』のメンバーは兎も角
『客人』の佐天、初春、『欠番個体』は『暇』なのである。

そんな彼女達の為に、絹旗は色々と映画のDVDやBDを持ってきてくれたのだが…

―――『妖星ゴラス』
―――『マタンゴ』
―――『サンダ対ガイラ』
―――『ゴジラ対メガロ』

と、彼女の趣味丸出しなラインナップであり、
とてもではないが、普通の女子中学生の楽しめそうな映画では無い。
故に、佐天と初春は殆ど流し見ていたり、雑誌を読んだりしていたのだが、
『欠番個体』は何処か波長があったのか、どの映画も熱心に見ていて、
今しがた、本当に血の様に紅い夕焼けを形容して述べた言葉は、
そんな映画群の一つ、『吸血鬼ゴケミドロ』の冒頭のセリフからの引用であった。

佐天「………『血の海』か……」
佐天「本当にそんな感じだったね…ここ数日」
欠番個体「………」

『欠番個体』の台詞と、その台詞通りに血の如く紅い夕焼けに、
何か思う所があったのか、『欠番個体』の隣に寄って、
同じく手すりに寄り掛かりながら、佐天は呟いた。

佐天「………」
欠番個体「………」

暫し、双方ともに無言で沈む夕日を眺めていたが、
2人の間の沈黙を破って佐天が最初に口を開いた。

佐天「垣根さんがさぁ」
佐天「今度はこっちから攻撃を仕掛けるって言ってたけど…」
佐天「ミサカちゃんは…どうしたいの?」




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