723:『究極生物編』：第16話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/08(金) 23:51:47.19 ID:KoDBN7oe0
―――ウォォォォォォォォォォォン！！
―――ウォォォォォォォォォォォン！！
『研究所』全域に、『非常事態(エマージェンシー)』を知らせるサイレンが鳴り響き、
各所に設置された『レッドハザードランプ』ま、眩いばかりに点灯するッ！
静かに詰めていた『武装警備員』達は、一斉に部隊を展開させ、
『駆動鎧』部隊もまた、群れをなしながら、『襲撃者』、御坂美琴を迎撃せんと出撃する。
予測されていた『襲撃者』とは『別人』であるらしいが、それでも『敵』は『敵』であるッ！
『警備員(アンチスキル)』でも採用されているモノを、さらに強化を施した、
『対能力者戦用特殊装備』でガチガチに固められた『ネオドレス』の『保安部隊』達は、
皆、一様に、全身を黒の『強化装甲服(プロテクト・ギア)』で固められ、
顔はガスマスクと、赤いバイザーを備えた眼鏡状の多機能ゴーグルで覆われている。
そして、そんな彼らに付き従うのは、『ネオドレス』の技術で特殊改造、訓練された『殺人犬』部隊だ。
『全身装甲』の『保安部隊』と、『巨人』を連想させる大型の『駆動鎧』。
その『甲冑』を黒光りさせる兵士の群れと、その足元で唸る黒の『殺人犬』。
突っ込んだ後、敷地のかなり置くまで踏み込んでようやく止まった御坂を、
彼らは統率のとれた、素晴らしい連携機動で包囲し、
『VALKYRIE-RUNE』に装備された『発煙弾発射機』から『煙幕弾』が発射されるのも構わずに、
冷静かつ、的確に行動し、不埒な『襲撃者』を、単なる血と肉の塊に変えるべく、各々の武器を掲げ―――
―――『一〇分後』
御坂「アハハハハハハーーーーーーーーッ！！！」
御坂「雑魚の後ろにに隠れてないで、出て来なさいよォ！！」
御坂「アクセラレェェェェェェェタァァァァァァァァァァァーーーーーーーッ！！」
―――『死屍累々』とはコレであろう
―――『ネオドレス』の『保安部隊』は、その殆どが『無力化』され、事実上の『壊滅状態』と化していた
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