797:『究極生物編』:第16話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/09(土) 16:52:27.58 ID:dn0iiaF30
麦野「―――――ッッッ!?」
麦野は指先に、煌めく粒子の群れが集束させ、
自慢の『電子光線砲』を何のためらいも無く御坂へと発射せんとした。
―――御坂の正体不明の『自信』と『凄味』
―――その手の内の、意味不明の『回転する鉄球』
―――何もかも『なんだか解らない』が
―――『勘』が告げているッ!このままでは不味いッ!!
―――故に出し惜しみは無しッ!
問答無用の最大出力で一気に始末を―――
御坂「そして―――私の『球(タマ)』は」
しかし、麦野はそれを為す事が出来なかった。
御坂の背中…はためくレザーコートの内側から飛び出してきた『何か』に、
意識を取られ、『隙』を生じてしまったからである。
飛び出して来たのは…それは無数の小さな『ベアリング球』であり、
宙に浮かぶそれらの、一つ一つが―――
―――キュィィィィィィィィン
御坂「『無数』にあるッ!!」
―――『黄金の回転』を開始するッ!!
1002Res/367.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。