847:『究極生物編』:第16話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/09(土) 19:36:14.22 ID:dn0iiaF30
跳躍の寸前、御坂の足へと当てられていた『二つの鉄球』の内、
一つは『御坂の手元』へと戻ったが、もう一つは、『伏兵』として、地面を密かに走っていたのだ。
空中の『鉄球』と、地面の『鉄球』。
この二つの間には『回転』により周りの空気を集めて、光線を屈折させたのであるッ!!
つまりは、『空気のレンズ』であるッ!
麦野の攻撃は、何らかの形で、相手に『標準』を付けねばならない。
それは『滝壺』の『能力追跡』…あるいは、麦野自身の『目視』によってだ!!
―――ドドゴォォォッ!!
麦野「―――ガッ!?」
―――『迎撃』は失敗した
『二つ』の『鉄球』は、一方は麦野の『米神』を掠め、一方は麦野の腹部に直撃したッ!
頭部への『鉄球』が命中しなかったのは、
彼女の卓越した身体能力と反射神経の賜物であったが、
それでも、『回転の衝撃』は掠めただけで麦野の頭蓋へと伝播し
―――グラッ!!
麦野「――――ッ」
―――『 脳 震 盪 』ッ!!
―――加えての、腹部に命中した鉄球による
―――単純な肉体ダメージと、回転振動による副次ダメージ
麦野の体が、地面へと崩れ―――
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