912:『究極生物編』:第16話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/09(土) 23:59:11.86 ID:dn0iiaF30
一方通行「オイオイ…まさか今のが『切り札』だったりしねェよなァ?」
一方通行「だとすれば、とんだ期待外れだが…」
一方通行「面を見る限りじゃァ…そんな事は無いンだろう?」
一方通行「俺相手に出し惜しみなンざ…してる場合じゃァねェだろうが」
一方通行「来いよ『オリジナル』…その自信のタネを見せてみな」
そう言って、『ブルース・リー』の様に、
挑発的に指をクイクイっと動かして、
手招きする『一方通行』は『強者の余裕』に満ちている。
―――『傲慢』ではあるが、その『余裕』
―――『故』の無い事では無い
事実、今まで、彼を傷つけるどころか、
彼にまともに触れる事の出来た人間さえ、
この世には殆ど存在していなかったのだから。
―――だからこそ、彼は余裕を以て
―――御坂に、次の攻撃の機会を与えてしまった
―――『今日』…この日が、その『伝説』の『終わる日』になるとは
―――この時は知ることも無く…
御坂「―――ええ」
御坂「言われずともそうするわ」
そう言って御坂は、一瞬を眼を強く瞑ると、
『師匠(ジャイロ)』の姿を想起すると、
御坂「―――『感謝いたします』」
小さく呟いて、力強く、大地を踏みしめた。
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