947:『究極生物編』:第16話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/04/10(日) 00:52:57.16 ID:xpAOe5ZD0
抉り取られた肉の量自体は大したことは無く、
出血も、『ベクトル操作』で簡単に止める事が出来る。
―――しかし、問題なのは、そんな事では無いッ!!
一方通行「テメェ―――」
一方通行「『超電磁砲』……テメェ―――」
一方通行「一体……俺に……」
一方通行「俺に『何』をしやがったァァァァァァァッ!?」
『一方通行』は思わず絶叫していた。
『反射』は問題無く機能してた。だとすれば何故!?
どうやって!?どうやって『反射領域』を突破した!?
一方通行「(ヤツがやった事は言えば……)」
一方通行「(妙なフォームで『鉄球』を投げた事だけじゃァねェかァ!?)」
一方通行「(何でだ!?なンでそンなモノで…俺の『反射』を突破できるンだァ!?)」
『一方通行』は混乱していた。
余りの非常事態に、余りの想定外に混乱していた。
彼の脳裏は、疑問と混乱で満たされていた。
故に気がつかなかった。
『御坂美琴』が、『次弾』への『発射体勢』に入っている事。
そして、そんな彼女の表情が―――
御坂「(チクショウ――――解ってた事だけど……)」
御坂「(『失敗』した―――私の『騎兵の回転』は『不完全』だ!!)」
―――『一方通行』に一矢報いた事への会心では無く、『焦り』であるのに。
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