過去ログ - キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 2
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/04/05(火) 23:25:26.69 ID:IFX5FSTFo

アックア「……」

騎士団長「さすがに無駄だと悟ったか?
      言っておくがウィリアム、無駄な真似はよせ。
      お前の相手は私だ」


ロングソードを携えたまま、騎士団長が一歩一歩踏みしめるように後ろから近づいてくる。
確かにアックアならばこの状況を覆せる。
しかし、それは騎士団長がこの場にいなければの話だ。
彼がここにいる限り、誰か一人は彼の相手を務めなければならない。
不意をついた先ほどと違い、今度の彼はアックアの足止め程度のことはやってのけるだろう。


上条「くっ……」


疲労とここまでの逃亡劇で疲労が蓄積している上条が俯き声を漏らす。


騎士団長「驚きのあまり言葉も無いか?」


淡々とした表情で騎士団長が一歩前へと歩みを進める。
彼の一挙手一投足に数百人の衛兵、軍人、魔術師、騎士が注目し、指示を待ち受ける。


上条「ああ、驚いたよ……まさか」


キャーリサの手を強く握りしめ、憮然とした表情で言葉を紡ぐ上条。
周囲の視線と銃口が全て向けられていて、なお上条は怯まずに告げた。




上条「―――まさかこんなに上手くいくなんてな!」







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