33:北村ニムロ[saga]
2011/04/08(金) 11:22:52.57 ID:T1uKnuCo0
仕方なく僕もマユを背負ったまま走り出す。
面倒なことになった。
起きてくれるなよぉ。
それにしても、来て早々何の因縁もない不良十人ほどに追われるとは。
フコウダー
○
その後しばらく路地裏を徘徊することになった。
奇跡的にマユは眠ったままだった。
「はあ…はあ…」
「ふう…まいた、か…?」
立ち止まって息を整える。
「…あのー」
そろそろ荷物を返してくれると嬉しいんだけど。
「っは!すみませんでした!!」
先ほどより深くおそらく彼の凶器の一つであろう頭
を下げたまま、荷物を僕に突き出してきた。
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