63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]
2011/04/01(金) 23:28:36.46 ID:fEp2Uk9j0
この人は、と私は思う。
いつもは私の方がしっかりしているのに。
この人は、たまに私が思っている以上に人にあったかくて
私が思っている以上に大切なこと忘れていなくて。
だから、私が思っている以上に、私はこの人が大好きだ。
「だから、もうこんなことしちゃダメだよ?」
そういいながら、唯は私の頭を優しくなでる。
「はい・・・・」
私も悪かったな・・・。ちょっと反省する。
でも、なでられながら私は思う。
一番悪いの、ムギ先輩じゃね?と。
2人とも、お茶が入ったわよ、という声で
何事もなかったかのようにふりむくムギ先輩。
彼女の辞書に「悪気」という言葉はあるのだろうか。
あと、今度媚薬ください。
うっは〜〜、といいながら私をほっぽって立ち上がる唯先輩。
さっきお菓子たくさん食べたじゃないですか。
てか、お菓子>私 ですか。
やっぱ、ムギ先輩、今度媚薬ください。
さっさとお菓子をほおばる律先輩。
さっきはごちそうさまです。
その様子にあきれながらもやさしく微笑む澪先輩。
媚薬の効果は切れましたか?
「こら、そんなに1人でほおばるんじゃない、りつぅううん・・・ハァ」
あ、まだ切れてないですね。残念。
位置は把握してるからこの後カメラ撤去しなきゃ、
そのカメラのことでムギ先輩を揺さぶって、やっぱ媚薬もらおう。
そう思いながら、私もまたお茶をご馳走になることにした。
了
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