過去ログ - ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ9
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904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/24(日) 21:41:54.37 ID:zt3tqDZJo
一方通行「オマエら、さっきから目障りなンですけどォ?」

始まりは、ちょっとした気まぐれで、中学生が不良達に絡まれているところに
割って入ったことだった。

御坂「ちょっと!真面目に勝負しなさいよ!」

一方通行「毎日毎日なンなンですかァ?ガキとやりあう趣味なんてねーっつのォ。
      それに、第一位と第三位じゃ勝負にならねェだろォが」

その時はまだ、二人の超能力者は、互いに『実験』の存在を知らなかった。
毎日のように追い回され、鬱陶しく感じながらも、普段不良達が絡んでくるのとは何か違うものを感じていた。
そんなある日の事だった。

一方通行「絶対能力だァ…?」

研究者から聞かされた、『絶対能力進化』という言葉。自分を取り巻く環境を変える為に、彼は実験に行うことに賛同した。
どのような実験が行われるのかも知らずに。

一方通行「処理?活動停止?そりゃつまり…」

状況を把握しきる前に、彼の力である『反射』によって、第三位のクローンは死亡する。

一方通行「二万通りの方法で殺害…?
      チッ…こンな面倒な実験やってらンねェよ」

彼の意によって、実験は中断…となる筈だった。

ミサカ00002号「今から、第二次実験を開始しますと、ミサカは対象に銃を向けます」

一方通行「……ハァ……?」

実験は、何事もなかったかのように続行された。


「君が実験を行わないというのなら、第三位の安全は保障できなくなる」

一方通行「人質だ って言いてェのか…?」

「どうとってもらっても構わないさ。それに、実験を行えば君は絶対能力へと進化できる。
 姿形が似ていようと、相手はただの人形なんだ。躊躇う必要はない」


繰り返される実験。

御坂「今日こそはちゃんと勝負を…ってあれ、なんか元気ないわね。どうしたのよ?」

一方通行「……なんでもねェ……」

何日が経過し、何人殺したのか。
そして、この実験の事を、彼自身にとって最も知られたくない相手に知られてしまう。


御坂「……何してんのよ……一方通行………!」


もしも御坂が上条さんではなく一方通行と最初に出会っていたらという話


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