過去ログ - 黒夜「『アイテム』」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/17(日) 01:30:45.68 ID:cfQjJEan0
麦野「よっぽど大切な物でも抱え込んでるんじゃない?」

黒夜「要するに、『上』が不安要素を残してまで『スクール』を存続させた理由が何かある……か」

フレンダ「でも結局、あんまり反抗的過ぎないのが引っかかる訳よ」

麦野「そう、価値が低い親船最中だから、『上』の傷の内になんか入らない、ってことなのかもしれない……」

麦野「でもそうしたら、『警告』させる理由が消えてしまうわよね」

黒夜「……情報が少なすぎる。ひとまずは電話の女に『警告』は完了したと言っておけば問題ないだろう」

フレンダ「だねー」

麦野「そうしましょうか」

華やかな扉が開くと、金髪の冴えない少年が手を擦りながら出てきた。

黒夜がその姿を一瞥すると、

黒夜「御代わり」

と一言だけ告げ、パソコンを動かす作業を開始する。

浜面「……」カチャ

テーブルに寂しく一個置いてあるコップを回収すると、キッチンに放置してあったティーポットをコップに傾ける。

八分目で入れるのを止め、先ほどと同じ位置にコップを置く。

浜面「今日は、他に何かやる事あるのか?」

麦野「いいえ。しまいよ、しまい。私は帰って寝るとするわ」

フレンダ「じゃ、私も帰還するって訳よ!」

のそりと立ち上がる二人に、お疲れ様と、労いの言葉をかける。

荷物と言えるような物は何一つ所持していなかったようで、手ぶらで帰っていった。



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