139:137タイミング悪かったすまん[sage saga]
2011/04/24(日) 22:44:55.46 ID:Njp22YSZ0
――私室・絹旗――
整理整頓。更にゴミ一つ見逃していないと断言できるような部屋だ。
絹旗「はぁ……」
絹旗(いけませんね。ため息ばかりしていても超何の意味もありません)
ピンク色のベッドに腰をかけ、ディーブイディープレーヤーが邪魔にならないよう足元に置く。
彼女を不安にさせている原因、というかため息をつかせるほどの根本は奇妙なものだ。
浜面仕上。
『アイテム』に入ったばかりの使い走りで、特に顔がカッコいいわけでもない少年。
彼が絹旗最愛のストレッサーである。
かといって、絹旗が浜面に何らかの意識を抱いているのではなく。当事者は、黒夜の方だ。
絹旗「黒夜があんなに馴れ合うとは……」
異常。
人と仲良くなる事をあまり好きではない彼女が浜面とかなり喋っていたのだから。
絹旗「私達ならまだ納得いきますが……、初日から仲が良いのは超信じられません」
絹旗(なにか裏があるんでしょうか? それとも直視しがたいあの馬鹿面に……)
惚れ、ぐらいまで考えて止めた。
流石にそれはない。黒夜とは古くからの付き合いだ、それはないと言い切れる。
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