156:一回ageるんだった[saga]
2011/04/24(日) 23:04:32.67 ID:Njp22YSZ0
『「木原印」で研究されている、駆動鎧に近いサイボーグを生み出す実験の――世代の更新の目処がついた』
『あと数ヶ月。そこから能力者は能力で戦うのではなくなる』
黒夜「……サイボーグ?」
『そう、能力者は機械の恩恵を受ける事になる』
黒夜「おうおう、罠の香りが凄いな。嫌って程臭ってくる」
黒夜「そんな大層な実験に人様を招待できるなら、私の情報なんかチリカスみたいなもんだろう」
『言っただろう、僅かに足りない、と。「木原印」は裏でも避けられる、考え方が普通じゃないからな』
『よって、「普通」の部分が補えないんだよ。時間をかければ手に入らない事もないだろうが、先に私が欲していた情報をまとめてるヤツがいると聞いてな』
『得たばかりの「守護神」データをフル活用して、ログやら手口などを逆算しパソコンを特定。インターネット電話をかけるに至った』
黒夜「何故その方法で特定されたかが理解できないけど……。とりあえず、時間が足りないみたいだな、リスクは低くないだろうに」
『「上」から指令が来ていてな……。もうすぐ起きる戦争より、その後に起きるだろう紛争への「保険」を作れと』
黒夜「だから……駆動鎧」
『兵器専用の、な』
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