過去ログ - 明るい魔まマ 魔法少女まどか☆マギカ 〜私の大切な人〜
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891:ちり紙 ◆B/tbuP0Myc[saga]
2012/01/25(水) 23:54:17.66 ID:eMawxbHAo
  さやか「あたしのプレゼントはこれか。中身は赤い手袋だ」
  杏子 「あたしが用意した奴だ。あたしのは……青い手袋だ」
  さやか「あ、それあたしの」
  杏子 「なんだか取り換えっこしただけみたいだな」
  さやか「あははは。そうだね。でもあったかいよ。ありがと、杏子」
  杏子 「こっちこそ、ありがとな、さやか」

  仁美 「私のはブローチですわね」
  マミ 「私は髪飾りだわ」
  仁美 「私の用意した物は巴先輩の所に行ったんですのね」
  マミ 「志筑さんの所に行った物は私の用意した物なのよ」
  仁美 「そうなんですか? 可愛いブローチをありがとうございます」
  マミ 「喜んでもらえてよかったわ。この髪飾り、大切に使わせていただくわね」
  仁美 「はい。私も大切に致しますね」

  ほむら「私のは……まどかのプレゼントだね。あ、赤いリボンだ」
  まどか「わたしはほむらちゃんのプレゼントだね。中身は白いリボンだ」
  ほむら「誰に届いても良い物にしたつもりだけど、まどかにもらってもらえて嬉しいな」
  まどか「わたしもほむらちゃんと同じだよ。ほむらちゃんにもらってもらえて嬉しい」
  ほむら「えへへ……。大切にするね」
  まどか「わたしも大切にするからね。着けてみてもいい?」
  ほむら「うんっ」

  カラオケルームの据え付けの鏡を見ながら、まどかはほむらからもらった白いリボンをいつも着けてるリボンを外して着けてみる。
  まどか「どうかな?」
  ほむら「うんっ。すごく良く似合ってるよ」
  まどか「えへへ。ありがとう。ほむらちゃんも着けてみて」
  ほむら「う、うん。でも私、リボンなんて着けた事ないから……」
  まどか「じゃあ、わたしが着けてあげるね。ちょっと貸して」
  ほむら「う、うん」

  まどかはほむらから受け取った赤いリボンを手に、ほむらの長い黒髪をツインテールにして赤いリボンで結わえる。
  まどか「かんせーい。みんな見てみて。ほむらちゃんとわたし、お揃いだよー」
  杏子 「おっ。ほむらツインテール似合ってるじゃん」
  さやか「これは中々……。あたしの嫁はツインテールも似合うねぇ」
  仁美 「まあ、さやかさんたら。良くお似合いですよ」
  マミ 「ええ。似合ってるわよ、暁美さん」
  ほむら「あ、ありがとう……」

  まどか「よかったね、ほむらちゃん」
  ほむら「うんっ。私、みんなとお友達になれてよかった。こんなに嬉しいクリスマスパーティーなんて初めて」
  まどか「わたしも。ほむらちゃんに出会えて、みんなに出会えて本当に良かった。今年でみんなに会うのは今日が最後だけど、来年もみんなと仲良くしたいなって」

  さやか「まどか。そんなの当然っしょ」
  杏子 「まどか、あの馬鹿じゃあるまいし、あんま恥ずかしい事言うなよ。そんなの当然じゃん」
  仁美 「さやかさんと杏子さんの言うとうりですわ」
  マミ 「ふふっ。こんなに可愛い後輩たちに恵まれて、私は幸せよ」
  まどか「えへへ……」

  ほむら「あの……まどか」モジモジ
  まどか「なあに、ほむらちゃん」
  ほむら「その……来年も私と……仲良くしてください」
  まどか「勿論だよっ。わたし達はみんな、ずっとずーっと、友達だよっ」


                                                                                          おしまい


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