過去ログ - 黒猫「まったく、とんだクソゲーだわ」
1- 20
121:部猫 ◆49H2QUBi7VEi[sage]
2011/08/22(月) 22:45:11.72 ID:H/C01M7ro
「おお、そうだ!聞いておきたかったことがあったんだ!」
「なに?」
「夏コミ後はヒマか?」
「打ち上げと両親の実家に顔を出す以外はヒマだけれど……?」

部姉さまが打ち上げは次の週末とも言っていたし、実際は結構ヒマがあるかもしれない。
部活の参加を含めても2日目がメインだから、3日目はパスしても問題ない。
それに一人であの男津波に揉まれるのは勘弁してほしいところだ。

「それじゃ、どっか遊びに行かないか?新車の慣らし運転がメインだから
 それに付き合わせるって形になっちまうけどよ。どうだ?」
「え?えっと……二人で?」
「ん?誰か誘いたいやついるか?真壁とか瀬菜っちとか?」

そういうわけでもない、むしろ下心の方を心配したのだれど、どうやら杞憂にだったようだ。
私の周りの男は鈍感か奥手かバカしかいないのかしら。

「そう……ね。特に予定はないからそういう風に調整しておくわ。また日取りが決まったら連絡して頂戴」
「よっしゃ!これで実家に顔を見せずに済む!!」
「…………そっちがメインなのね」
「え?あ、いや……すまん」
「別にいいわよ。ちょっとあきれただけ」
「だってよー、『やっと高校でて就職したんだから次は結婚だ!』とか入社前から言い出すんだぞ?まだ21だっての」
「あなたの言い分も分かるけど、高校で2回も留年してるんだから言われてもしょうがないと思うわ」
「いや、まあ……そうなんだけど……な?」

そんな話をしていると夕飯を食べ終えていた。
食器を重ねて流しに持っていく。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/115.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice