34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/05(火) 00:17:54.55 ID:4ifoqh4DO
いたいけな少女が、上条当麻の頭に食らい付いている。彼女は唯上条を凝らしめたいばかりに噛み付いていた。それがいけなかった。
ぴしり、と妙な感触が歯を通じて彼女に伝わったが、特に何とも思わず、噛み付き続けた。
ごしゃり。
長年噛み付かれ続けていた上条当麻の頭は、耐えうる限界を迎えてしまっていて。
忽ちに頭皮が千切れた。頭蓋に亀裂が走った。加えられた力が脳にまで達した。
砕けたような感触、頭蓋の破片が口内に突き刺さったのか痛みを、それ以上に血液、脳液、脳味噌の味が舌に擦り込まれる。
「とーま………?」
休日の緩やかな空気の中、
上条当麻は、頭を喰われて死んだ。
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