過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage saga]
2011/05/03(火) 23:06:13.45 ID:L8BkbZIGo
一方通行「オマエは……『ミサカ』、だと……?」
耳に飛び込んできた聞き覚えのある一人称を捕まえて、一方通行は思わず聞き返した。
そしてつくづくとその姿を眺める。
大きさこそ数十センチほどしかないが、まるで打ち止めが成長した後のような姿をしている。
16012号「はい、ミサカはミサカです、と、ミサカは明確に回答します」
一方通行「……ンで、オマエは俺のことを知っていやがンのか?」
まったく明確になってない、と思いながらも一方通行はさらに尋ねる。
16012号「もちろん、忘れられるわけがありません。
ミサカが今ここに存在しているのは、一重にあなたのおかげなのですから、
と、ミサカは客観的な事実を述べます」
一方通行「……はァ?
ンだそりゃ、どういう意味だァ?」
16012号「そのままの意味ですが、と、ミサカは特に詳細な情報を付加することなく答えます。
……それよりも、いつまでもここにいてはいけません。これは罠なのです、
と、ミサカはあなたに必死に警告します……!!」
一方通行「ああ、その辺ウヨウヨしてたパンテオンどもは俺が全部片付けといたからよ。
オマエは安心して……」
16012号「それは囮です、とミサカはあなたに真実を伝えます。
本当は今この瞬間を、四天王が……」
一方通行「……!!」
一方通行がただならぬ気配を感じ、後ろを振り返る。
その瞬間閃光が轟音を上げながら駆け抜け、先頭車両から順に貫いた。
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