過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/04/05(火) 01:39:57.90 ID:2cQgefoQo
一方通行「オイオイなンだこンなもンか!? もっと楽しませてくれよザコどもがァ!!」
 
一方通行は無限に湧く蜘蛛型メカニロイド・セキュリパイダーを片っ端から破壊し、
 さながらシューティングゲームの様にパンテオンたちの脳天を打ち抜いて行く。

シエル(これが……『白き英雄』、一方通行)

 封印を解くことに対して抱いていた迷いや疑念などを考える余裕は今はない。
 立ちはだかる敵を殲滅しながら突き進む一方通行を、シエルは必至で追いかけていた。


一方通行「チッ……シケてンなァ」

 他方、どれだけの敵を倒しても一方通行が満足することはなかった。
 むしろその撃墜数が増えれば増えるほど、急速に一方通行の表情からは当初の狂気じみた明るさが抜けていった。
 
 ――何かがつまらない。何かが違う。 
 こんな三下どもが相手だからとかそんな理由ではなく、もっと根本的な何かが抜けているのだ。

一方通行「…………オラオラオラオラァ!!」

 それを振り払うため、一方通行はなおも引き金を引く手を緩めなかった。


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