過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/03(火) 23:38:09.79 ID:L8BkbZIGo
ハルピュイア「……やはり、奴の伝説はただの伝説にすぎなかったということか」

 パラパラと地面の破片が飛び散る音だけが無数に響く中、ハルピュイアはもうもうと舞う砂煙をにらみ続けていた。
 彼の放った超電磁砲によって、一方通行は跡形もなく吹きとんだはずだ。
 それを確認すれば今回のミッションは終了である。
 
 奴が本物の一方通行だったかどうかなど、何の意味もない。
 人に仇なすイレギュラーは破壊された。ただそれだけの話だ。
 
ハルピュイア「しかし、これで本当に終わりなのか……?」

 若干薄くなり始めた煙を見て、ハルピュイアが恐る恐る歩を進めようとしたその時。
 
 
 鋭い音とともに、太い、一本の光の柱が砂煙の中心からそびえたった。
 その光はすさまじい勢いで天へ昇り、大気が激しい震えに満たされる。
 
ハルピュイア「……うぐっ!! な、なんだ!?」

 直後、光の柱が発散したかと思うと、辺りは打って変わって静寂に包まれた。
 巻き起こされたとてつもない勢いの風で崩された体勢を立て直しつつ、ハルピュイアは光の中心だった場所へ目を凝らす。
 そこでハルピュイアが見たのは、先ほどの光とは正反対の、漆黒の剣をもった一方通行の姿だった。


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