過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2011/05/15(日) 23:50:50.13 ID:OoUvRdJro
ハルピュイア「待てファーブニル、奴を倒すのは俺の仕事だ!!」

 ハルピュイアが最も大きな声を出し、ファーブニルに正面から迫る。
 より戦闘に特化したファーブニルの体はやや大きく、ハルピュイアはその顔を下から見上げる格好になった。
 
ファーブニル「なーに言ってんだ、そんなボロボロの体しやがって。
       レヴィの奴が見たら、爆笑もんだぜ?」

 大きな鼻息を吐き出すようにしてから、ファーブニルはハルピュイアの肩にポンと手を乗せた。

ファーブニル「それに……大事な『喧嘩友達』がやられて、黙ってるわけにゃいかねえからな、俺も」

ハルピュイア「ファーブニル……」

 ニコリ、と頭が悪そうであるがどこか憎めない笑顔を向けられ、ハルピュイアは思わずつぶやく。

ファーブニル「そんじゃ、俺は『イレギュラー討伐の任務』に行ってくるからよ。
       お前はここで日向ぼっこでもしながら待ってな」

ハルピュイア「…………」

 再び去っていく背中を見送りながら、自分たち四天王がそれを守りきらねばならない、と決意を新たにしつつも、
ハルピュイアはネオ・アルカディアの未来を憂えずには居られなかった。

ハルピュイア「幻想殺し様、より良き選択を……」

 そより、と冷たい風が頬を撫ぜ、
ハルピュイアは、今の季節が風と風のぶつかり合う頃であることを思い出した。


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