過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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181: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/05/29(日) 19:34:23.34 ID:qUlQrufGo
一方通行「いや、別に。そンじゃ、その二つの件、よろし……」

アルエット「ちょっとまったー!!
      今日はあのサイバーエルフさんの名前を決めに来たんでしょ、あくせられーた?」

 一方通行は素早く踵を返し、去ろうとするが、アルエットに右腕をつかまれ、挙句それをぶんぶんと左右に引っ張られてしまう。
 アルエットが自分に代わってセルヴォの前に躍り出たのを確認して、一方通行は小さな舌打ちを一つした。
 
セルヴォ「サイバーエルフ?
     ひょっとしてこの間一方通行が連れて帰ってきた新入りのことかい?」

アルエット「そうなの。セルヴォさん、何かいい名前ないかなぁ?」

セルヴォ「うーん……私はずっと研究一筋だったからねぇ」

 そう言って一旦区切るようにゼットセイバーの柄を机の上にそっと置くと、
セルヴォは再び口元に手を当て、目を細め、何か思い出すように顔を斜め上に向けた。

セルヴォ「そう言えば、私がネオ・アルカディアに追われることになったのもこの研究が原因だったんだよ。
     まったくお上というのは、武器の研究をしているというだけで人のことをすぐにイレギュラー扱いしてくるから……」

一方通行(……また始まりやがった)

アルエット「あの、そうじゃなくて、サイバーエルフさんの名前を……」

セルヴォ「ん? ああいかんいかん、またやってしまった。年をとるとついね」

 セルヴォははにかみながら、照れ隠しの様に口元に当てていた右の手で頭をかきむしる。
 こうして呼びかければすぐに戻ってくるのがセルヴォのいいところだ、と言うのは多くの若者型レプリロイドの弁だ。


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