過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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189: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/06/04(土) 19:08:04.09 ID:XqKhg3Cbo
 他方、一方通行とアルエットはその後どうだったかと言うと、これはまた踏んだり蹴ったりだった。

アンドリュー「あれはわしが学校の先生をしておったときのことじゃ。
       わしの受け持ったクラスにとても仲のいい2人の人間の女の子がおっての。
       姉妹でもないのに双子のように似ていて、それはとてもかわいらしい子供たちで……」

一方通行「…………」


 この老人の名前を聞いてアルエットが一瞬いやな顔をした理由が、一方通行には今なんとなくわかった。
 
 これはセルヴォの長話の比ではない。 
 何しろこちらの話をほとんどまともに聞いておらず、ただ淡々と自分の身の上話をしているだけなのだ。
 それも、恐ろしくつまらない。

アンドリュー「しばらくして、レプリロイドの警備隊――当時はアンチスキルとかいっとったかのぉ。
       それが組織されることになって、わしは学校の先生をやめなければならなく……」

アルエット「あのぉ、名前は……」

一方通行「……次、いくぞ」

 驚いたことは、アンドリューは一方通行たちがその場を離れても全く気付くことなく話を続けていたことだ。
 聴覚だけでなく、この男は視覚をつかさどる部分もやられてしまっているのかもしれない。
 しかしそれをご丁寧に、セルヴォやシエルに報告してやる気もまったくなかった。
 またなにか面倒なことに巻き込まれるに違いない。



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