過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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220:1 ◆x8SZsmvOx6bP
2011/07/02(土) 21:43:32.20 ID:kjSIuZ/f0
【MISSION.3:行方不明機を探せ】

一方通行「……おいコルボー、その墜落した飛行機っつーのはいつになったら見えてくンだァ?」

 うだるような暑さに耐えかね、首元のスイッチに手を伸ばしそうになるのを必死に抑えつつも、
一方通行がハンドルを握るコルボーに食ってかかる。

 太陽が煌煌と輝く中、黄色い砂からの照り返しをまともに受けながらレジスタンスのメンバー数人を乗せたオープン型ジープは砂漠の真ん中を走っていた。

コルボー「大体この辺りって話なんですけどねえ……」

 しかしまともに取りあうことで生じるエネルギーの無駄遣いを心配しているのだろうか、
そのコルボーも気のない返事をするだけだ。

一方通行「この辺りって……もうずっと同じ景色じゃねェかよ」
 
 首を振ることすら億劫で、ふんぞり返ったままの恰好で呆れたように言う。
 事実、視界に入るのは一面雲ひとつない青い空に、これまた草一本生えていない砂ばかりの世界なのだ。
 いくら仲間とはいえ、ここで人探しなど、それこそ石ころを見つけるようなものだろう。

一方通行「ったく、ンでこういう時に限ってトランスサーバーは使えねェンだかなァ……」

 頭の後ろに両手を組み、何も遮るものなどない自分と太陽の間の空間を見上げ、
数時間前の出来事を思い出しながら一方通行はつぶやいた。



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