過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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◆x8SZsmvOx6bP
[sage saga]
2011/07/28(木) 01:31:52.10 ID:6+765j9Po
ファーブニル「まだまだ勝負はこっからだー!!」
ぐおお、と燃え盛るような咆哮を吐いて、二つのランチャーが天に垂直に屹立する。
一方通行「なっ……オマエ!?」
ファーブニル「とりゃとりゃとりゃとりゃぁ!!」
一方通行が驚きの声をあげる暇もなく、夥しい数の炎の塊が隕石のように襲いかかった。
それは、直径一メートルはあるだろうか、さらに巨大になり隙間なく辺り一面に降り注ぐ。
一方通行「チッ……!!」
腐っても四天王ということか、と一方通行は大きく舌打ちをした。
思い返せばあのキザな男がそうであったように、なぜかやつらは妙にタフだった。
ならば、チマチマと敵の攻撃をはじき返してやる理由もない。
こちらから直接一方的に屠ってやればいいだけの話だ。
そう思い、敵の大技を全く無視して一方通行はファーブニルの方をまたもにらみつける。
一方通行「……あァ?」
しかしその目線の先に確認できるのは、ただ砂以外何もない空間のみ。
そして――
「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」
――炎の雨で覆われているはずの上空から、どこかで聞いたような雄たけびが響いた。
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