過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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275: ◆x8SZsmvOx6bP
2011/08/18(木) 21:27:41.11 ID:5ndn1mbeo
   『にしてもお前、百年たっても相変わらずモヤシみてぇな体して……
    ちったぁ鍛えようって根性はねぇのか?』

   『っと、そういや今はお前はレプリロイドなんだっけ。そりゃ鍛えようがねぇか!!』

 
一方通行「…………」

 がっはっは、という乱暴な笑い声が頭の中に響くのを感じて、一方通行は小さく眉をひそめた。

ファーブニル「――――――」

 よくよく周りを確かめてみれば、目の前の脳筋野郎は間抜けな笑顔をこちらに向けたままその動きを静止している。
 この砂漠の真中で動くのは、自分と、ゼットセイバーがやにわに帯び始めたぼんやりとした光だけだ。
 
 つまりこの声の主は現在の劣勢を覆しうる救世主となるべき存在のはずである。
 しかし一方通行は声の質を聞いて、どうしてもそれに頼るつもりにはなれなかった。

一方通行「……何か用かよ」

 一方通行は精一杯の抵抗の思いを込めて、吐き捨てるように一言だけを口にした。



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