過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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288: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/08/18(木) 21:37:36.60 ID:5ndn1mbeo
 そして自分の目線の先の空に――先ほどまで青が広がっていたはずの空に立ち込めているものを確認して、目を見張る。

ファーブニル「なっ……んなバカな、こんな砂漠の真ん中で……!!」

 一玉、また一玉と降り出したそれは急激に勢いを増し、辺り一帯に土砂降りの雨が突き刺さる。
 ――雨雲か? いや違う。
 大気を揺さぶるような唸り声が響き渡り、ファーブニルは一瞬身を固くした。

ファーブニル「雷雲……だとぉ!?」

 ありえない。確かに、砂漠地方と言えど年に数回雷を伴う雨が降ることもある――とハルピュイアかレヴィアタン辺りが言っていた気もする。
 しかし、それが今日であることが前もってわかっていたのならば、砂漠へ出撃する自分へ何の連絡もないはずがない。
 当日の天気でここまで予報を外すほど、ネオ・アルカディア軍は落ちぶれていないはずだ。
 
一方通行「これで終わりにしてやるよ……!!」

 ファーブニルの真上から、まっすぐゼットセイバーをそびえさせ、一方通行が現れる。
 そして雷鳴の唸り声は咆哮に変わり、一本の雷がゼットセイバーに零れ落ちた。



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