過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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299: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/08/25(木) 23:47:57.63 ID:SuWkU4kSo
削板『なんだよその顔!! 百年前は何度もお前のピンチを救ってやったってのに!!』

 まざまざと呆れ顔を見せつけられ、第七位は顔を赤くして訴えかける。
 
一方通行『……おい第七位。オマエらはなンでそう俺の前に現れたがンだァ?』

削板『うん?』

 光る十の武具とやらが幻想殺しのことを何とかしたいというのは知っている。
 そして自分に協力を求めたいというのも分かった。
 気が向いたら手を貸してやっても構わない。
 だが――

一方通行『そンなに危機だのを訴えてェならオマエらの持ち主の四天王どもに言やァいいじゃねェか』

 そうだ。
 なにも毎回自分のところに顔を出して切実そうな表情を見せつける必要はないはずだ。
 いつも付き合わされる自分の身にもなってほしい――と、一方通行には二回目にして早くも嫌気がさし始めていた。
 こっちは早くエネルギーを補給したいのだ。


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