過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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316: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/09/01(木) 22:15:48.01 ID:ShwQknqMo
 そもそもエリアXで仕事に従事する人間もぐっと減ってしまった。
 これは幻想殺しによる政策の影響が大きい。
 ネオ・アルカディアを担う機関はレプリロイドに任せ、自由な生活を営むことで人間は真の理想郷を手に入れるという考えの元、
エリアXの人間の研究者は徐々に減らされていくことになったのだ。
 まだ残っているわずかな人間たちが完全にいなくなるのも時間の問題だろう。

 しかし――と再び幻想殺しと正反対の考えを抱いてしまう自分を、ハルピュイアは必至で押さえつける。
 果たしてそれが人間にとって本当に良いことであるかどうかなど、考える余地すらないはずなのに。

ファーブニル「ったく、珍しく人の見舞いに来たと思ったら暗え顔してよ。
       そんなに俺が怪我したのが悲しいのか?」

 今の自分のような悩みなど到底抱えたことのなさそうな声が響き、ハルピュイアははっと我に返った。
 気がつけば、顔だけを出して全身を検査機器に詰めたファーブニルがこちらを見てニカリと笑う。
 そう、今考えねばならないことは、この男すら負かした由々しきイレギュラーの存在だ。

ハルピュイア「珍しい? それはお前の事だろう、ファーブニル。
       今までお前がここで治療せねばならないような痛手を負ったことなどなかったはずだ」

ファーブニル「ははっ、まあな……
       ちくしょー、今すぐ出てってアイツの幻想をぶち殺してやりてーぜ!!」

ハルピュイア「それよりも……例の『一方通行』についてだ」
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