過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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362: ◆x8SZsmvOx6bP[sage]
2011/11/21(月) 14:23:48.73 ID:7V0Vbqm5o
  『アアアアアアァァァァァァッ!!!!』

一方通行「くっ……オマエ……!?」

 甲高い叫び声は建物中に響き渡り、一方通行の鼓膜で暴れまわる。
 そしてその絶叫に圧倒され、思わず彼が高周波の音波すら反射するべきか、戸惑ったその瞬間。

  『イヤァ……イヤアアァァッ!!』

 激しく身をよじった少女の体が鈍く発光したかと思うと、
一瞬、その姿は叫び声とともに、再び光の球へ吸い込まれるようにして消えていく。
 光はすばやく、かつ音もなく、暗闇の奥へと行方をくらませようとしていた。

一方通行「……とりあえずこれでよし、なのかァ?」

 あまりに大げさなその取り乱しように一抹の不安を抱えないでもない一方通行ではあったが、
ひとまずの落着に胸をなでおろしかけていた。
 しかしそれをあざ笑うかのような妖艶な言葉が響いたのは、未だに煙巻き起こる瓦礫の中からであった。
 
レヴィアタン「いけない、私としたことが……
        あなたの事でこんなに熱くなっちゃうだなんて、あの二人のことを笑えないわね」



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