過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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363: ◆x8SZsmvOx6bP[sage]
2011/11/21(月) 14:24:52.90 ID:7V0Vbqm5o
 砂煙の奥から現れたその姿には、一切の傷もない。
 それどころか槍の矛先を高らかに掲げたその姿はいっそう優美さを増したようにも見える。

レヴィアタン「私の最優先事項、早く済ませてしまわなければね」

一方通行「……ンだと?」

 気づけば槍の矛先にはすでに先刻以上の大きさの量の氷塊が、連なるように集まり始めていた。
 しかもそれは一連なりではない。
 二つの氷の連なりから、それぞれ二つずつ。計四つの瞳がまったく同時に、激しい赤に灯った。
 
 目の前のものを貫くような、縦長の瞳孔から放たれる威圧感は、ただの爬虫類のそれではない。

レヴィアタン「出ておいで――蒼海の魂龍」

 重々しいうなり声を二重に響かせたと思うと、二対の氷の龍が瓦礫を食い破りながら姿を現した。



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