過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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418: ◆x8SZsmvOx6bP[saga]
2012/02/04(土) 22:10:02.94 ID:Ry400+Mho
レヴィアタン「……はぁ?」

コルボー「確かに僕が出てきたところで、何も変わらないかもしれない……
      でも、そうやって何もせず逃げて守られているだけなのはもう嫌なんだ!!」

 そうだ。気づけば、いつもそうだった。
 兄ミランとともにネオ・アルカディアから逃げたあの日からずっと、彼はいつも誰かに庇護され生きてきた。
 誰かとは、兄ミランをはじめとする他のレジスタンス員であったり、何より一方通行だ。

 しかし、彼はそれがいつも嫌だった。
 なにも自分の力を認められないことが不服だったわけではない。

コルボー「僕はそんな風に生きるために、故郷に背を向けてまでレジスタンスに入ったんじゃない!!
      目の前のことから目をそらして、口をつぐんで……
      ……『ただ生きている』だけなら、イレギュラーの方がマシさ!!」
 
レヴィアタン「……言いたいことは、それだけかしら」

 一瞬あっけにとられたような顔をしていたレヴィアタンが再び槍を構え直し、力を込める。
 
しかし再度その矛先に光が宿る前に聞こえてきたのは、すさまじい地響きと、
そしてこの場にいる3人全員に聞き覚えのある、しゃがれた声だった。


「ぎゃっは、中々言うじゃねェかコルボーよォ」



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