過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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434: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/03/01(木) 23:03:34.60 ID:GEfai5vmo
 それは挑発ではなく、純粋な疑問であった。
 目の前の彼女の状態を見れば当然のことだろう。
 既に片腕をなくし、体表面のところどころから内部の機構が剥き出しになっているその姿には、
とても余裕があるとは言い難い。
 
 窮地を装っているのだとすれば、、普通は何か秘策を持っていたり、
目いっぱい攻撃はせず、隙を見て逃げ出そうとしたりするものであるはずなのに――
 
レヴィアタン「……ふざけないで」

 ――いや、彼女の中に、一ヶ所だけこの危機を感じさせない場所があった。

レヴィアタン「だって、こんなに楽しい時間から逃げ出すだなんて、ありえないもの」

 そう言って体勢を立て直すレヴィアタンの唇はつややかにそして鈍く光り、
細めた瞳の奥がとろりと、からまるように妖しく濁った。



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