過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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435: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/03/01(木) 23:04:29.16 ID:GEfai5vmo
レヴィアタン「でも、このままだとちょっとまずいわね……」

 片腕の小脇に槍を抱えたまま、レヴィアタンは唇に人差し指を当て、斜め上を向いて考えを巡らせる。
 少しの時間の後、彼女はフロストジャベリンを上へと突き立てた。

レヴィアタン「とりあえず……場所を移させてもらおうかしら」

 言うが早いが、槍の切っ先から吐き出された光線が降り落ちる瓦礫ごと天井を貫いた。
 そしてレヴィアタンは体をしならせ、開いた大穴からするりと抜け出ていく。

一方通行「チッ、結局逃げんのかァ!?」

 一方通行は慌てて彼女の抜け出た大穴へ向けて飛び込んだ。
 なぜ逃げないのか、と聞いた身ではあるが、
それは単に興味があってのことであって実際に逃がしてやるつもりは毛頭ない。
 先ほどの言葉はただのブラフで、いまだに正体不明を狙っている可能性もあるのだ。



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