過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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436: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2012/03/01(木) 23:06:10.42 ID:GEfai5vmo
 しかし、天井の穴を抜け出た一方通行を待ち構えていたのは、
二本の足で器用に立ち泳ぎをしながら、斜め上から彼を見下ろすレヴィアタンであった。
 かろうじて互いの姿が確認できるくらいの位置で、そのすらりとした体を揺らめかせる。

レヴィアタン「私もファーブニルのバカが移ったのかしら……?
        あなたを目の前にしたら、ダークエルフなんてどうでもよくなっちゃった」

 槍刃に舌先を這わし、より妖美な表情を湛えた彼女はゆっくりと一方通行と同じ深さまで舞い降りた。 

レヴィアタン「世界が滅びたとしても、あなたさえ倒せれば、私……とっても幸せになれそう。
        さぁ、行くわよ……!!」

一方通行「……ぎゃっは、いいぜェ」

 面白い。
 たとえ自分も相手も人でないとしても、女からここまで言われるとは、男冥利に尽きるではないか。
 
一方通行「俺が最後まで責任もってイイトコ連れてってやるよ……あの世ってヤツまでなァ!!」

 一方通行のアルカイックな雄叫びが響くとともに、二つの影がぶつかり合い、轟音を轟かせた。



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