過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage saga]
2011/04/09(土) 23:26:27.89 ID:VvKr18PPo
シエル『あ、一方通行!? 応答して!!』
一方通行「ンだァ、何素っ頓狂な声出してンだよ」
シエル『よかった、無事だったのね!!
なにかすごい音がしたから、私心配で……』
一方通行「……話はそンだけかァ?」
シエル『えっ……?』
一方通行「用が済ンだなら、もう切るぞ。
敵に見つかるのも時間の問題だからなァ」
シエル『わ、わかったわ……ごめんなさい。
……それ以上近づくと、通信の妨害も入ってくるかもしれないわ。
一方通行、気をつけてね……』
一方通行「……あァ」
一方通行はシエルからの通信を切ると、舌打ちをしてスクラップ処理施設を見据えた。
ここから見て、距離はおよそ1キロ、ちんたら警備レプリロイドどもに構っている暇はない。
そしてあの施設は活動を続けているとなれば、大きな力をぶつけて崩してしまうわけにもいかない。
一方通行「しゃァねェ……ちっとばっかタイミングはシビアだがなァ」
一方通行が柱から飛び出すと、風の力を受けて一直線に加速していく。
何体もの飛行型メカニロイドのボディを突き破り、一方通行はとてつもないスピードで目指す施設へ接近していった。
一方通行「こっから先はァ……一方通行だァ!!」
爆音を上げ、一方通行は施設の壁面へ垂直に突入する。
―― その一瞬が、一方通行にとっての今回のミッションの勝負どころであった。
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