過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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443: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:10:07.64 ID:4J9vHvBto
 コルボー「よかった……どの機器にも異常ない、大丈夫だ……!!」

 それまであわただしく潜水艦の中の機器を調べていたいじくっていたコルボーが、息をつくようにつぶやいた。

 一方通行に促され、正体不明とともに潜水艦まで何とか逃げ込んだ彼は、
潜水服背中のジッパーから上半身が抜け出す格好のまま艦の状態を調べていた。
 逃げろと言われたものの、肝心の潜水艦が故障してしまっていてはどうしようもないところであったが、
幸いにもその心配は杞憂であったようだ。
 
 中身はそれほど精密でないにしても、丈夫さは引けを取らない。
 これだから、何十年前に作られた代物でもバカにはできないのだ。

 もっともコルボーはすでに、100年も前に作られた、
現在のものよりも精密でかつ頑丈な代物をも目にしているのであったが。

 閑話休題、今最優先すべきことは――

   『……機械の様子は、大丈夫のようですね』

 彼の後ろで静かにたたずむ、この少女を守ることだ。



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