過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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450: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:15:50.33 ID:4J9vHvBto
一方通行「ぎゃっは!! いいねェいいねェまだそンだけ攻める体力が残ってンのかよ!!」

レヴィアタン「ぐっ……!! はあああぁぁぁ!!」

 轟音を立て、ゆっくりと崩れ去ろうとする学校を尻目に、二人の戦いはまだ続いていた。
 しかし、果たしてそれは戦いなどと呼べるものであるだろうか。

 レヴィアタンが遮二無二に光線を打ち、一方通行がそれを片手一本でどこかへはじき飛ばす。
 たったそれだけに集約されてしまうその攻防は、一見いつ終わるともなく繰り返されていた。

 ――惜しいな。

 一方通行が、そう感想を持つまでは。

 彼が光線を反射せず、わざわざあらぬ方向へはじいていたのには、一重にこの攻撃の正体に興味があったからだ。
 当初その名の通り氷を操るものだとばかり思っていたフロストジャベリン。
 
 その矛先から放たれる攻撃は、いわゆる『粒機波形高速砲』と呼ばれるものだろう。
 粒子でも波形でもない、曖昧な状態の電子を操り、たたきつけることで絶大な破壊力を生み出す。

 大体そんなところであろうが、一つ納得がいかない。
 それはフロストジャベリン、という名前との整合性のことではない。


 ――なぜ彼女は光線という攻撃の形でしか、その能力を利用しないのか?



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